もう既に物件を持っている方はいらっしゃると思いますが、
思ったよりも儲からない、キャッシュフローが少ないといった方はいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
そういった方は、自身の物件の収入、支出を再度確認するべきだと思います。
例えば、購入前に試算したキャッシュフローにエレベーター保守点検代や、
浄化槽のメンテナンス費用などを入れていなかったり。
もしくは固定資産税をほぼ考慮に入れていなかった方、
思ったより入居状況が悪いなど。
もちろん改善できる所は改善してください。
ただ、もしどうしても改善できず、キャッシュフローが悪い場合は、
一度売却を念頭に入れてみるのも悪くないと思います。
今は銀行がどんどん融資を出している状態です。
逆にいえば、物件を購入できないような属性の方も、今は購入できる可能性があり、
パイが広がっている状態です。
ご自身の物件を売却する際にも、購入を検討してくれる方が多いし、実際に銀行が融資してます。
もしかしたら、あなたが購入した時の価格より高値で売却できる可能性もあるのです。
で、その資金を再投資して、またキャッシュフローが出る物件を購入する。
銀行さんも空いた枠分、また借りて欲しいと思うかもしれません。
むしろチャンスが広がる可能性が十分にあるので、ぜひ考えてみてください。
不動産投資をして初期の方は、一回物件を購入したら、後戻りできないと考えている人が
結構います。
でもそんなことはなくて、今言ったように、売却をしてしまうこともできるし、
将来的にはあまり稼働率が良くない物件は売却して、新しい物件に組み替えることだってできます。
だからこそ、売却できないような物件は買わないでほしいと思います。
(前の記事でお話しした、築30年鉄骨、30年ローンのような物件 )
こういう物件を購入すると最悪売却さえもできなくなる可能性があるので。
今、不動産投資コンサルタントとして活動している人たちの中には、
業者と結託して、そういう物件を投資初心者に購入させようとしている人たちが多くいます。
最初の物件購入はぜひ慎重にやってください。
ただ、最初の一歩がうまくいけば、どんどん拡大できるはずですよ。
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