時々、「一棟持ってれば十分じゃないの?」
と聞かれることがあります。
いえいえ、そうではありません。
物件を複数棟持つことはむしろリスク回避になります。
例えば、ある物件で飛び降り自殺が多発したとします。
(そんなことはほぼありませんが)
そうすると、そこは気味悪がられて、空室が多い物件になるでしょう。
結果、キャッシュフローが激減してしまいますが、
他の元気な物件がそこを補ってくれれば、基本問題ありません。
50戸のうち30戸が空室だと相当ダメージが大きいですが、
1000戸のうち30戸が空室であれば、だいぶ薄まりますよね。
ということで、リスクを回避するためには、
物件を複数棟持つ方がよりベターということです。
これって、銀行さんへの言い訳にもなります。
金融機関さんは、急速な物件拡大を好みません。
なので、もしピッチが早いこと指摘されたら、
複数ある言い訳の一つとして使うことができれば、
納得してもらえる可能性も出てきますね。
ただ、言い方には気をつけて下さい。
「神は細部に宿る」
ちょっとした言葉遣いで、正にも負にも受け取られるので。
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