どのぐらいの税金を年間納めてるか、知ってる人いますか?
いたら、それは恐らく、逃げられない税金の悪夢を知っている人です。
例えば年収1500万円だとしましょう。
妻あり、子供なし。所得控除とかを考えると、
多分所得税は250万ぐらい、住民税は120万ぐらいでしょうか。
もし国民健康保健であれば、年間75万円ぐらいかな?
合計で大体450万円ぐらい税金持ってかれます。
ほぼ1/3持ってかれてる!
驚・愕…。
そうすると、月に使えるのは、大体85万円ぐらい。
そこから家賃引いたり、食費引いたり、光熱費引いたり、
教育費引いたり。ちょっとレジャーしたり。
で、あっという間になくなります!
医師って忙しいし、結構お金に無頓着なので、
しばらく経って、ある時に気付きます。
「あれ?うちって貯金少なくない?」
そうなんです。
その後、皆さん、
「こんなに忙しく仕事してんのに、本当に馬鹿くさいな!」
と悲観的になります。お決まりパターンですね。
いや、本当に馬鹿くさいです。
お金というのは、将来、自分や家族を守ってくれるものです。
健康なうちはいいですが、
もし自分が病気になったら、家族の誰かが入院したら、
一転ピンチですよ。
皆さん、このあたりから、
「税金どうにか減らせないか」
という切実な思いを持つことになります。
つまり「節税」ですね。
医師のバイト先や宿直先には、
よく知らない人から電話がかかってきます。
あたかも知人のようなふりをして取り次いでもらい、
結局は「マンションで節税しませんか」という内容がほとんどです。
私の知人も口車に乗っかり、新築区分マンションを購入した方がおりました。
危ないって分かってるのに、
「節税」という魔法の言葉は、医師を盲目にさせます。
では、マンション節税というのはどんなものでしょうか?
要は、
「不動産所得で赤字を出して、個人の所得と合算し、できるだけ利益を減らそう。
そうすれば、税金払わなくて済むじゃん!」
って話です。
でも、結局、所得が減るならば、意味がないんじゃないか?と思うかもしれませんが、
この不動産所得で赤字を出す、というのは、
自分の手出しがない赤字なのです。
不動産には減価償却費というものがあります。
不動産のような資産性のあるものを取得した場合、
それを経費として落とせるのですが、一気に経費として落とすのではなく、
残りの使える期間で均等に落としていくのですが、これを減価償却費と呼びます。
例えば1000万円のマンションを購入するとします。
残期間は仮に10年としましょう。(残存耐用年数と言います)
この場合は1年に100万円が減価償却費として、経費で落とせます。
例えば家賃収入が100万円、経費が30万円だとすると、
家賃収入100万円−経費30万円−減価償却費100万円=-30万円となります。
減価償却費というのは、帳簿上の費用なので、実際に支出するわけではありません。
なので、実際は、家賃年収100万円-経費30万円なので、70万円が手元に残るわけです。
ただ、帳簿上は-30万円となり、これを自分の所得と合算することで、
税金を減らすことができるという仕組みなのです。
どう思いますか?
すごい!と思います?
でも仮に残存耐用年数を過ぎればどうなるのでしょうか?
もちろん、減価償却はなくなります。
それでもって、もし家賃年収が減額したら?
空室になったらどうでしょう?
1000万円はローンで購入しているわけなので、
金融機関への返済があるのです。
上記の他に、毎月金融期間への返済もあります。
つまりこれらの計算式は、
この先ずっと、誰かが同じ家賃で入居し続けてくれる、
という前提の話なのです。
そして、それは有り得ない!
もう節税なんて言っている場合じゃないでしょう。
区分マンションなので、入居者が退去したら、
家賃は0になります。
仲介会社に誰かを早急に入居させてくれるように頼みこんでも、
どうなるかはわかりません。
「節税、節税言ってた時の方が幸せだった」
という話になってしまうのです。
新築区分マンションの恐怖を、多少は分かって頂けたのではないでしょうか。
怖がらせるのはこのぐらいで。
では、もっと空室のリスクが少ない物件、そして、家賃収入が大きい物件はどうでしょうか?
そう、儲かるんです。
もう節税の話は忘れてください。
数十万円節税するのと、数千万円家賃収入があるのと、どっちがいいの?って話です。
もちろん数千万円家賃収入があった方がいいわけです。
もちろんその分税金も持ってかれますよ。
でも、数十万節税するのとは、比較にならないほど、お金が残るんです。
区分マンションを一戸持つのも、
大きいマンションを一棟持つのも、
実は対して労力的には変わりません。
だったら、大きいマンション一棟丸ごと持ちましょう。
これは、自分の収入とは別のキャッシュポイントが出来上がるということなんです。
非常に心強くありませんか?
寝てても、仕事してても、自動的に振り込まれる家賃。
金融期間への返済、経費を差し引いても、キャッシュが大きく残るような物件であれば、
それは、夢のような買い物ではないでしょうか?
そして、医師は融資を使って、マンションを購入できるのです。
税金に悩むぐらいなら、収入を大きくしましょう。
自分の人生を、自分で舵取りすることができれば、
充実した毎日が送れるはずです。
現に、私は今、日々充実しております!
この記事へのコメントはありません。