平成21年に実施された、医療経済実態調査報告によりますと、
病院勤務医の平均給与は月123万円、年収1479万円。
開業医(法人)は、月211万円、年収2530万円。
開業医(個人)は、月205万円、年収2458万円。
前の記事でもお話ししたけど、
年収1500万円程度でも、かなりの額が税金なんかで持ってかれるので、
ちょっとした贅沢しかできないことをお話ししました。
むしろ、生活レベルが上がってる分だけタチが悪い。
開業医は年収も多く、経費などを自分で調節できそうなので、
大分金銭的には余裕ありそうですよね。
以前、開業医の大先輩と飲みに行かせて頂いたことがありました。
そこのクリニックは年がら年中、患者さんで溢れかえっていて、
かなり流行っている印象でした。
でも、その大先輩(60歳ぐらいでしょうか)、
ちびちびお酒を飲みながら、
「もう疲れたよ」とか
「暇ないよ」とか
愚痴しか私に言わないのです。
あまり、幸せそうな印象はなかったです。
それよりも、早く自由になりたいような、そんな印象でした。
まあ、どの開業医の先生も口を揃えて、
「金はあるけど、使う時間がない」と言ってますね。
開業医は、
基本休みは木曜の午後と日曜日、ってのが一般的です。
自分では休みを多くしたくても、
患者さんがいるから、そんなに多くはできません。
患者さんはむしろ毎日クリニックが空いていることを望むし、
臨時休業なんかしたら、クレームがすごいんですよ。
開業医の場合、看護師や事務、受付、沢山の人を雇用しています。
スタッフの人生とまでいうと大袈裟かもしれませんが、
院長先生はそういったものを抱えているのです。
さらに言えば、自分が経営のトップということだけではなく、
診療のトップでもあるということです。
診療し、経営するっていうのは、大変なことです。
現代のような、医師不足の環境の中、
院長に代わって診療を請け負ってくれるような医師はなかなかいません。
ということで、
結論としては、開業医は多分リッチだけど、
すごく激務。
勤務医は、税金の関係もあって、そんなに多く金はない。
で、開業医に比べると経営的な責任はほぼないので、気楽かな?でも激務。
ざっくりしすぎていて、お叱りを受けそうです笑。
何が言いたいかというと、
従業員とか、自営業者ではなく、「オーナー」になりましょう!
オーナーは、要は、そのビジネスの権利を持っている、ということです。
権利を持っていれば、権利収入を得ることができます。
そして、その収入は自動的に入ってくるので、時間が増えます。
つまりは人生の主導権を自分で握ることができるのです。
ラーメン屋のオーナーでもいいです。
床屋さんのオーナーでもいいです。
自分が働かなくても、勝手に収入が入る仕組みを作れば、
給与のために医師の仕事をする必要がなくなるのだから、
より自由にゆとりある仕事をすることができます。
で、いつも言っているように、
不動産投資、不動産を所有して家賃収入を得るのが、
医師にとっては最高ですよ。って話なんです。
もちろん医師に限りませんよ、これはサラリーマンにとっても最強です。
リッチになりたければ、不動産投資を進めていくことで、それが可能になります。
節税とかは、後で考えれば良いので、
今は自分の収入をどれだけ増やせるのか、ということに執着した方が、
より人生は面白くなります。
将来、BARで愚痴りたくなければ、早めの行動が大切ですね。
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