不動産投資

不動産投資の不安を解消した方法4つ

 

 

 

不動産投資は、投資をこれから始める方には、
かなり敷居が高いと思います。

不動産価格もRC物件であれば、
安くても数千万円ですから。

普通の考えであれば、躊躇するのは、全く正常なことです。

私も、当初は不動産投資に踏み込むなんて、全く考えていませんでした。

ですが、勉強を進めていく内に、
この投資法のポテンシャルが大変高いこと、
私が医師であるという条件が、
非常に有利に働く可能性を知りました。

でも、乗り越えていく課題が多いですよね。

今回は、これから不動産投資を始めたいけど、
漠然とした不動産投資への不安を、
一つ一つ紐解いていこうかなと思います。

 

1.家族の了解を取れるのか?

 

まずは、近場からです笑。

やはり奥様でしょうか。
うちのも最初は、かなり心配しておりました。

「いやー、心配だからやらなくていいよ」
とか言われると、やっぱりやめとくか、
みたいな気分になっちゃうんですよね。

でも、このまま自分だけが生活の収入源になることへの不安、
新しい収入源確保の必要性を
毎日語り、
少しずつ、段階的に、妻の閾値を下げていきました。

最初は1億円あたりの物件のことを語って聞かせ、
徐々に金額を大きくしていきました。

すると、最初は1億円でも拒否反応を示していた妻が、
3億円の物件でも、
「うーん、高いけど、綺麗な物件だね」
と言うくらいまでに考え方が変わっていきました。

で、物件を一緒に観に行き、
「こういう物件買いなよー」
という、実質、不動産投資OKの返事をもらったのです!!

女性という生き物は、
やはり防衛反応が働くもの。(すみません、知った風な口を…)

自分の生活を脅かすような話には、拒否反応を示します。

しかし、
それ以上に、このままの生活を続けた方がリスクであることを
しっかり認識してもらえば、
確実に不動産投資のメリットをわかってくれるはずです。

「自分が病気になったら」
「自分が交通事故になったら」
「不動産投資が成功したら、こんな良いことが」

将来起こり得るリスクを出しながら、
不動産投資のメリットをしっかり説明していったというのが、私の方法です。
で、ここをないがしろにして進む方がいるのですが、
出来ればやめた方がいいんじゃないかな、とは思っています。

融資の際に、
担当者さんから、一度「奥様にも一度ご来店頂きたいのですが」
と言われ、連れていったことがあります。

不動産関係でどうしても留守にしなければならない時もあるし、
家族の協力が不可欠ですから。

何よりも、家族に秘密事なんてない方が、精神衛生上良いです。

でも、
両親には、言わなくても大丈夫かも。

もし、実家を法人の所在地にする、ということであれば、
確実に書類関係が届くので、言わざるを得ませんが、
昔の感覚だと、不動産投資に良いイメージがない方が多いと思うので、
不必要な心配をかけたくないのであれば、
言わなくてもデメリットはないと思います。

 

2.不動産業者さんは信頼できるのか?

 

私も、最初に不動産業者さんにあった時は、
戦々恐々としていました笑。

実際、この業者さんは中間省略をしている業者さんで、
案の定、大分業者さんに利が乗った物件を見せられた記憶があります。
でも、大変親切な業者さんでした。

物件を見た時は、なぜか
「うおー、良い物件だぜ!」
「こんなに親切にしてくれたんだから、出来ればこの物件買いたいな」
とか、信じられないことを思っていました。
(もちろん購入しませんでしたが)

なぜ、こんなことを思ったのか。

自分が想像していた悪いイメージと、
実際は相当親切な業者さんというギャップが
私をそうさせたのです。

いや、笑い事ではなく、
これは本当。

吊り橋効果とでもいうんでしょうか?笑

皆さんが考えているより、業者さんはかなり一生懸命動いてくれます。
こちらの質問も真摯に答えてくれます。
一部の業者さんを除いては。

もちろん、物件を見送る時も、しっかり理由をつけて断れば、
全く問題なしです。
理由なしでも良いのですが、しっかりと理由をつけておけば、
次の物件を紹介してくれやすくなります。

一番大事なのは、
物件を業者さんに提案してもらった時に、
即座にYES,NOの返事を下せるかどうか。

業者さんは、誰かに物件を購入してもらって、
初めて利益が出るのです。
だから、こちらが融資を取り付け、
実際に購入するまでをしっかりサポートしてくれます。
逆に、入り口の段階で、
「買おっかなー、買わないかなー」
とか迷っていると、すぐに他の方に流れていきます。

自分の基準があれば、
この物件は高い、安いがわかるので、
業者さんが提案してきた物件に対応するだけです。

当初の自分は、物件選定の基準がなかったのと、
業者さんのギャップにやられてしまったということなのです。

物件を購入後も管理会社さんとの付き合いが始まります。
こちらも同様です。
どういった修繕が必要なのか、どういった店子付けが必要なのか、
相手と自分ウィンウィンになるように話し合いしていけば、問題ありません。

 

3.融資をしてもらう金融機関との付き合い方

 

購入したい物件が見つかれば、融資をしてもらう形になります。

医師という仕事柄、
金融機関さんとは全くお付き合いしたことがありませんでした。
いざ物件購入となったら、多額の自己資金を要求されるのではないか?
訳分からない書類に押印しているうちに、
とんでもない契約をしているのではないか?

なんて、想像を巡らせていました。

でも、実際、金融機関さんは、
非常に紳士的に、友好的にお話ししてくれます。

最初の話し合いにおいては、
どういった物件なのか、自分の素性などを説明した上で、
融資についての、その金融機関の条件を説明してくれます。

物件、自身の属性などを考慮した上で、
金融機関さんが数週間検討し、融資OKかNGか、
OKであれば、どういった条件になるのかを
説明してくれます。

あちらが紳士的に対応してくれるので、
こちらも紳士的に対応しましょう。

もし、融資NGであればしょうがないし、
融資OKでも自己資金が必要だと言われる時もあります。
ただ、こちらの自己資金以上は要求されませんし、
自己資金を温存したいのであれば、見送れば良いだけの話です。

特に恐れることはありません。
むしろ、どんどん顔を出し、関係を築いた方が、
融資も通りやすくなるでしょう。

で、融資OKであれば、金銭消費貸借契約という契約があります。

ここら辺で、本当に融資してもらっていいのか?
大丈夫なのか?
という不安感が出てきます。

まあ、やはりここも自分の投資基準がしっかりあれば、
そんなに不安にならないと思います。

もちろん、億越えの契約であれば、
最初はビビるかもしれませんが、
慣れれば全くです。
むしろ、どんどん借金がしたくなります笑

「借金」が悪っていうイメージが先行しているのは、
これまでの人生、私たちがいかにお金の教育を
受けてこなかったか、ということです。

 

ちょっと話が変わりますが、
私たちの生活の中で、最も大切なものは何でしょうか?
おわかりだと思いますが、それは「時間」です。

時間を生み出すための借金は、全く問題ありません。
お金はツールなのです。

もちろん、ギャンブルや、消費者金融など悪い借金はありますが。

理解しておいてほしいことは、
「借金」というのは、お金を稼ぐためにすることなのです。
お金がないからする「借金」は間違いです。

不動産投資も同じです。
融資をしてもらって、家賃収入を得る。
これは良い借金なのです。

この考えが理解できた時に、私はぐっと楽になりました。

 

4.物件保有後はどうなるの?

 

物件を保有したら、どうなるでしょうか?

あとは物件の管理を任せている会社と相談しながら、
店子付けをしてもらったり、修繕をしていきます。
毎月家賃が振り込まれ、管理会社の方とは、時々電話でやりとりしてお終いです。

実質、ほとんど作業時間はありません。
税金の支払いなどは多少面倒ですが、その程度です。
本当に、1物件あたり、
月々要している時間は数時間ではないでしょうか?
(そんなにかからないかもしれません笑)

では、空室やその他処理も管理会社さんが対応してくれます。

では、将来的に収益性が落ちてきたり、
何らかのアクシデントで空室が増えたりした場合は
どうすればよいでしょうか?

基本的に物件購入前に綿密なシミュレーションをしているので、
大きなものはないと思います。

しかし、もしどうにもこうにも立ち回らなくなった時、
売却という選択肢もあります。

世の中にはいろんな基準で投資を行っている方がいます。
私のようにキャッシュフローを考えている方もいるし、
資産価値が高い物件を狙っている方、
土地値物件を狙っている方、
節税目的の方、
転売目的の業者さん
など。

購入時にある程度の目線で物件を変えていれば、
売却もそこまで労せずできるはずです。

 

ここまで、
不動産投資を始めるに当たって考えられる
主な障害4つを挙げました。

繰り返しになりますが、
やはり物件選択の基準を持つこと、
これがあれば、自身を持って、不動産投資に臨めます。

私に応援できることがあれば、いつでもコメントください。

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