こんにちは、本田圭です。
多くの医師とお話しをする機会がありますが、
ほとんどの医師が共通して感じていることは、
「自己犠牲の精神で、この国の医療システムが成り立っている」
ということです。
日本って、希望の科があれば、そこで学べます。
脳神経外科医になりたければ、
脳神経外科の医局のドアをノックすればいいのです。
必然的に科の偏りが生じますね。
他国、例えばアメリカであれば違います。
基本的に各科になれる人数を、国が決めているので、
科ごとの偏りもないし、
地方に医師を派遣するシステムも整っているのです。
何よりも、医師は希望の科へ行くために必死に勉強するという、
好循環が生まれます。
一見、日本の方が自由な感じで良さそうですが、
結果として、今の日本の地方医療は瓦解寸前です。
こういったシステムは、医師一人が変えられるものではありません。
今の医療を見れば分かりますが、
医師が書く必要がない書類を書いたり、
誰でもやることのできる仕事を
医師にやらせるシステムがはびこっています。
これって、もしかしたら戦後から続く「もったいない精神」
から来ているのかもしれません。
誰かを雇うよりかは、
医師の空き時間にその作業をやってもらった方が、
一人分の人件費が減る、みたいな
セコセコした考えが蔓延しているのです。
私から言わせれば、
時給1万円以上する医師に、誰でもできるようなことをさせる方が
よっぽどもったいないと思うのですが。
まあ、そんな事務作業やら、出なくてもいい会議のせいで、
医師は全く余裕がありません。
多忙な医師に、今の医療システムを変えろという方が無理な話です。
これからの時代は、
医療が他の分野と手を組んでイノベーションを起こす時代です。
今の医療システムだって、
医療界自身が変えるのではなく、
他分野の方たちが変えた方が、よっぽどうまくいくでしょう。
今は変換期です。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160807-OYT1T50136.html
この記事のように、
AIが医療界に参入してきて、
これまでの常識が通用しなくなる世界がすぐそこに迫ってきています。
私たちも変わらなければなりません。
失敗は経験に変わります。
失敗は怖くありません。
それよりも変化を恐れて、動かないことの方が
今の時代は恐怖です。
もしやりたいことがあれば、いつでも始めていいのです。
遅いなんてことはありません。
なぜなら、今は掛け算の時代だから。
「医師×〇〇」という式は、相当強力なパワーを持っています。
行動力があれば、今の時代はうまくいきますよ。
ちなみに、無料メールマガジンを始めました。
http://doctor-realestate.net/wp-admin/post.php?post=405&action=edit
不動産投資から生まれる新しい世界を発信していければと思ってます。
是非登録してみて下さいね。
初めまして。
都内で勤務医をしております。
ブログでいつも勉強しております。
現在先生のように、RC一棟検討中です。
先生のお陰で、S銀行スキームはやめまし た、笑
不躾ですが、宜しければ先生のスキームご教示いただきないでしょうか?
K.S様
コメント頂きありがとうございます!
現在の状況なども不動産投資を始める上では重要ですので、
個別にメールさせていただきます。
ご確認よろしくお願い致します。