こんにちは、本田圭です。
不動産投資に勉強熱心な方は沢山いらっしゃいます。
私も当初、何十冊も本を読みました。
でも、知識がついてくると、
市場に出回っている物件の粗が見えてきます。
「ちょっとエリアがなあ」
「躯体がかなり傷んでいるよ」
「田舎すぎて管理会社がほとんどない」
「RCの築年数浅いのじゃなきゃ嫌なのよ」
「ここの町はどんどん人口が減っていて将来危ないんじゃないか」
こういう風になってくると、
物件を購入できなくなります。
基準がどうしても高くなってしまうんですね。
物件購入には妥協が必要なのに、
本に書いてあるような
理想の物件や理想の買い方を追い求めてしまう。
大切な事は、
「安けりゃ、どんな物件だって買っていい」
ってことです。
ものすごい田舎で、管理会社さんもほぼなく、
躯体もボロボロ。
でも家賃1万円なら部屋が埋まり、
それで収益性があるのなら、それでいいんです。
木造だって、圧倒的に市場評価より安ければ購入していいんです。
安ければいい。
でもどのぐらいの価格なら割安なのか、
どのぐらいの収益が出るのか、
って所は、自分でパッと分からなければなりません。
そうすれば、他の人より一歩先に出れます。
もし価格が高くて、
売主さんも安くするつもりがないのであれば、
見送りすればいいだけです。
割高な物件を購入すれば、購入後は苦労するだけですから。
自分の軸(購入基準)を決め、迅速に判断。
基準から逸脱しても、妥協できる収益があれば購入。
完全に割高なら見送り。
これを繰り返すだけです。
逆に購入基準がないと、
物件一つ一つに一喜一憂し、
物件を見送りできずにズルズル引きずったりしてしまいます。
安ければ購入していい!
その考えがあれば、もっとシンプルに不動産投資を進められるかもしれません。
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