コラム

【医師の現実】医師の残業 法施行5年後に規制へ

まずは順位の確認をお願いします。

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こんにちは、本間です。

Yahooニュースでこんな記事がありました。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170323-00000220-fnn-pol

医師の残業問題ですね。
私からすると、とても違和感があるニュースでした。

とりあえず前提知識をお話したいのですが、
医師にタイムカードという概念はありません。
1日の始まりの時間も終わりの時間も全部自分で決めます。
というのも、医師の仕事はとてもファジーな部分が多いからです。

例えば、患者さんの見方に、主治医制グループ制というのがあります。

主治医制というのは、患者Aさんに、医師B1人が完全対応。
グループ制というのは、患者Aさんに、複数の医師B,C,D,Eが対応。

主治医制は、患者さんからすればB医師だけが対応してくれるので、
とても安心します。また、B医師もAさんの全てを把握しているので、
Aさんのことで何かあったら、B医師に聞けば解決するのです。
しかし、当然ながら、B医師の負担は強くなります。
(仮に夜中にAさんが急変すれば、全てB医師が診なければなりませんから)
B医師もAさんだけでなく、他の複数の患者を主治医制で診ているわけですから、
休みがありません。
土日にしても、患者さんが入院している限り、診察に行かなければならないので、
大体休日は潰れますよね。

グループ制は、複数の医師が対応するので、
患者さんの中には医師がコロコロ変わって嫌だ、と不平を言う方もおります。
ただ、医師側からするとメリットがあり、
平日夜間も交代交代、
土日も交代交代で休むことができるようになります。
責任も皆で背負う形になるので、
医師側としては精神的に楽。
扱う患者さん数としては多くなりますが、
しっかり休めるようになるので、メリハリがつく形になります。

で、日本はどちらが多いのかと言うと、
「主治医制」が圧倒的です。
グループ制だと責任の所在が曖昧になったりすることもあり、
そういったのを嫌う教授がいれば、主治医制しか許さない、という病院もあります。
もちろん医師数自体を確保できなく、
グループ制自体ができないって所も数多くあります。

アメリカは確かグループ制ですよね。

言いたかったのは、
この主治医制というのが、
かなり医師の仕事をファジーづけます。
土日にしてもお盆でも正月でも、患者1人でもいれば医師は診察をしなければなりません。
1日に朝晩2回診察しなければならないところが多いと思いますが、
そうすると、休日でもランチにやっと行けるのが関の山で、
基本は病院と家の往復です。
日曜だからちょっと遠出したいなーと思っても、できないのです。

私も主治医制で苦労した思い出があります。
土日に病院に行くのですが、
一刻も早く帰りたい(笑)と考え、
白衣を車に搭載しておいて、
駐車場から医局によらずまっすぐ病棟に向かったものです。
また、朝9時ごろに病院来ると、医師が沢山で端末が使えなくなるので、
朝6時ごろに来て診察することもしてましたね。
(患者さんの朝は早いので、そこは遠慮しませんでした笑)

主治医制かグループ制かでも働き方は異なって来るし、
平日夜なんかは緊急手術やら終わらない研究やらで、
時間なんてあってないようなものです。
毎日カップラーメンを食べているので、どんどん体が大きくなる医師もいました。

私が言いたいことは、
「医師を一刻も早く守らなければならないが、残業を規制するだけでは何も変わらない」
ということです。
上記の働き方であれば、もう残業規制とかそういう問題じゃないですよね?

例えば論文。
論文作成って仕事であって、仕事でない感覚です。
プライベートまで侵食してくるような厄介なやつなのですが、
それをして初めて医師として認められたり、学会で発表できたりする訳で、
やはり、医師からすれば辛くてもやらざるを得ない訳ですよ。
誰のためにやっているか、と言われると、
強いて言えば未来の医療のためにやっている訳で、
直接的には誰のためにしている訳でもないので、
給料も発生しないのです。
(教授には論文書くようプレッシャーがあります笑)

診察の仕組み、システム、給与体系、医師数、医師の偏在、患者受け入れ数、
ナース、医療スタッフのできる範疇の拡大、
急患への対応方法、
など、ガラッと構造改革しなければ変わりません。

私がショックだと思ったことは、
上記のニュースって
「とりあえず5年は医療界に大きなアクションは起こしません」
って名言しているようなものだと感じるところ。

やっぱり自分の身は自分で守るしかないみたいです。


「患者のためにやっているんだ!いつかは誰かが分かってくれる!」

と信じて行動する医師は、恐らく今後は報われません。

これからは、行動したことをしっかりアピールすること。
そして、アピールしたことを聞いてもらう、認めてもらうために、
自分の人間力を磨くことが必須な世の中になるということです。
そのアピール力が周りを変えていきます。

より質の高いものが求められる世の中だからこそ、
生き方には気をつけたいですね。
ただの職人ではなく、人間力が高い職人が求められている時代です。

物件詳細、手法などを知りたい場合はクリックして下さいね。

http://blog.with2.net/link.php?1848417

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