マーケティング

3C分析と不動産投資

こんにちは、本間けいです。

今回は3C分析について考えてみたいと思います。

3C分析って知っていますか?
マーケティングなどを勉強しているとよく出てくる言葉です。
「市場の関係性を理解するためのフレームワーク」なんて言われたりするみたいですが、
意味不明ですよね…。

3Cというのは、
Customer:顧客(市場)
Competitor:競合 
Company:自社
の3つの頭文字のCです。

これを不動産投資に置き換えると、
Customer=入居者
Competitor=周辺物件
Company=自分(個人or法人)
になる訳ですね。

Customerから見て見ましょう。
これは、入居者目線になってみましょう、ということでしょうか。

入居者目線になって、その物件を見てみるのです。
家賃は安いのか、高いのか、適正なのか、
駐車場があるのか、
バス停はどうか、
駅は近いか、
スーパーはあるのか、
お化けは出ないか笑
などなど。

入居者からして、この物件に住みたいのか、住みたくないのか、ということですね。
入居者の主観が入ります。

ではCompetitorはどうでしょう?
近くの物件と比較してどうなのか?ということですね。
いわゆる客観的な目線からの考え方。
隣のマンションより家賃が高いとか、
あちらはウォシュレットがないが、うちの物件はある、とか、
そもそもここら辺の入居率はどうなのか、とか。

そして、Company。
そもそも、その物件を自分が買えるのか、
自身の属性や給与、資産。
負債はないか?住宅ローンを組んでいないか?
など。

こういう風に見ると、
様々な視点からみれて、新鮮ですね。

私が思うに、
「いかに入居者目線になって、必要なものを考える」
ことが自然と出来なければなりません。

その部屋を断れないような提案ができればいい訳ですから、
入居者が不満に思うところはできるだけ潰す感じで行くと、
空室率はおのずと低くなります。
(もちろんエリア的な問題もありますが。)

そしてもう一点、
みんなを見ていて、
この意識が欠けているな、というのは、Competitorについてです。
(偉そうな感じで言ってますが、私もそうです!)

これから物件を買おうとされている方って、結構、周辺物件を調査しません泣
物件の利回りやキャッシュフローにだけとらわれて、
周辺の状態を確認しないんですね。
ものすごく新築が乱立しているエリアとかが最近あります。
そういうエリアは、業者さんからもよく提案があるので、
それに乗ってしまい、あまり調べずに物件買っちゃうと、
買えたはいいけど、空室が全く埋まらなくて…、
みたいな精神的に結構きつい状態に追い込まれます。

不動産投資をビジネスとして考えると、
こういったマーケティングの知識も使えるようになってきます。
色々な観点から自身の考えを広げていきたいですね!

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