金融機関

銀行を競わせない方が良い理由

まずは順位の確認をお願いします。

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こんにちは、本間です。

よく不動産投資関連本を読んでいると、
「銀行を競わせて、低金利を引き出せ!」
的なことが書いてあるんですが、
皆さん、これどう思います?

どういうことかっていうと、
「買いたい物件がある場合、これを複数行に打診し、
会話スキルなどを使いながら、
一番条件が良い銀行さんから融資をしてもらえ」
ってことなんです。

無事に成功すればいいですよ。
でも、そもそも、ここにおける成功って何なのでしょう?
本当に「低金利で物件の融資を引くこと」なのでしょうか?

時々、
「銀行さんを3行競わせて、
すごい低金利を引き出したんだぜ!」
的なことを武勇伝として語る方がいますが、
これは私としてはリスキーだなあ、とちょっと感じちゃいます。

本当に大切なのは、
その複数の銀行さんと、その後もしっかり関係を築いて、
さらに融資を引き出すことですよね?

だって、金利を低くすることなんて、
後でいくらでも交渉できるじゃないですか。
(私はあまりやりませんが。)

私の事例をシェアしましょう。

初夏の蒸し暑い日でした。
条件が良い物件を業者さんから紹介されたので、私は急いで地銀Aに持ち込みました。
その案件は完全にグリップされているわけではなかったので、
私としては出来るだけ早く融資内諾を得たかったのです。

最悪の事態(地銀Aで散々待たされた挙句、融資内諾が出ない場合)を想定して、
私は地銀Aに持ち込んだその足で、地銀Bにも立ち寄りました。
私のモットーは「誠実」なので(笑)、
地銀Bさんには正直に
「地銀Aさんにも持ち込んでいます!
グリップしていないので、早めに融資内諾を得た方とやらせて頂きたいと思っています」
とお話しました。

地銀Bの担当者さんは「分かりました!」と元気よく返事。
ただ、その担当者さんは、私から見てもやや経験が浅そうだな、というのが分かりました。

で、結果からいうと、地銀Aが圧倒的に早かった。
金利もまあまあ。
でもそれより何より、
思ったよりもだいぶ地銀Aの担当者さんが頑張ってくれ、スピードが早い返事を頂いたので、
この物件は地銀Aで行こう!と私は強く思ったのです。

地銀Bにはお断りの電話を入れました。
本間「先日はありがとうございました。地銀Aさんで融資いけそうなので、
今回は地銀Aさんでいきたいと思います。
色々頑張って頂いたのに、本当に申し訳有りません。
お忙しい中、ありがとうございました。」
と懇切丁寧にご連絡。
謝罪、感謝の気持ちもバッチリです。

そうすると、
地銀B担当者さん
「いやいやちょっと待ってください!
うちも頑張っているんですよ!
話だけでもしたいので、明日当行に来て頂けませんか?」
との返答。
なんか、ちょっと圧力強い言葉に「うっ、、、」となりながらも、
誠実な対応のために、翌日地銀Bに出向きました。

すると、出てきたのは、担当者さんと、融資担当のトップ。
そして、
トップが「ここはなんとかうちにやらせて頂けないでしょうか?」
と、いきなりのぺこり炸裂。
担当者も「本当にお願いします」
と、同じくぺこり。

どちらも顔を上げてくれないのでびっくりです!

私は、その時、銀行Bでやってもいいかな、という感じに若干ブレましたが、
考えてみると、明らかに地銀Aの方がフレキシビリティがあって、
次の融資もいけそうなんですよ。
そもそも、私が「先に出た銀行とやらせていただく」って明言しているので、
ここでまた条件次第とか話し始めたら、一貫性がなくなります。

そもそも地銀Aの条件も悪くなかったので、
仮に地銀Bの条件が良いとしても、
そこまで大きな差にはならないと感じました。
何よりも地銀Aさんとは出来るだけ繋がっておきたかった。

ということで、
「すみませんが、、、」
と断腸の思いでお断りしました。

そうすると、
あちらサイドが豹変。

「そんなのちょっとないんじゃないですか?」
とか
「こっちだって頑張ってるんだから、少しは交渉してくれてもいいじゃないか」
的なこと言ってきました。
感情論をぶつけてくるんですよ。
「本当に同じ日に持ち込んだんですか?
私たちの方が遅く持ち込んだんじゃないんですか?」
とまで言ってきました。

私は、ここの銀行と付き合っても、ちょっとこれから色々大変そうだな、と感じ、
「家で検討させて下さい」
ということで一旦退却。
翌日電話で再度お断りを入れました。
そしたら、担当者さんってば、電話越しに溜息とかつくんですよ!?
信じられます!?

いやいや、ものすごく担当者さんを振り回したら、
そりゃ怒るかもしれませんが、
こちとら、正攻法で全てオープンに、一貫性ある主張でやっているのに、
その対応?

「次の物件の時は是非。」と穏便に済ませましたが、
「はあ」とか気の抜けた返事をしてきました(苦笑)
銀行員が「はあ」とか言うか?
「はあ」とか?
「はあ」とか、食堂のおばちゃんでも言わんぞ!

、、、すみません、ちょっとヒートアップしてしまいました。

まあ、どういうことかと言いますと、
金利交渉など、他行と競わせながら進むと、
それなりにリスクあるよ、ってことなんです。

今回は私なりに、全く落ち度なくやってると思うんですよ(多分)。
言い方も気をつけ、特に問題あることはしていません。
でも、銀行さんによっては、不快に感じるところもあるってのが事実なんですね。
結果的に競わせることになり、
相手はもしかしたら、徹夜とかをして稟議書を書いていたかもしれません。
それを「すみませんが、今回はあちらでやります」とか言われたら、
感情論をぶつけたくなる気持ちも分かります。
(でも、「はあ」はないだろ!「はあ」は!)

最悪、関係性がこじれて、
その銀行からは今後融資が受けられなくなる可能性もあります。
たかがコンマ2,3%の金利なのか、それとも1つの銀行が使えなくなるのか、
天秤にかけると、どちらがあなたに重要なのでしょうか?

「今回の物件が、人生で最後だ」と思ってるなら、いいです。
もしくは、
「この銀行はこれ以上融資を出せないだろう、だから最後に金利交渉を」
って考えとかがあるならいいです。

でも、そういった考えもなく、銀行を競わせたりすると、
後でしっぺ返しが来ても、文句は言えません。
ぜひ、相手のことも考えて行動してもらうことをお勧めします。

 

物件詳細、手法などを知りたい場合はクリックして下さいね。

http://blog.with2.net/link.php?1848417

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